• ブログを収益化したい
  • 会社のホームページに集客したい

ホームページやブログへの集客力を高めたいと思っていませんか? もし、検索ページからアクセスを集め、自社の商品販売につなげたり広告収益を上げたいなら、SEOは必須のスキルです。

しかし、SEOは常に変化している分野であり、また習得に時間がかかるため、独学で学ぶのは難しいと思われています。

そこで、SEOの本質をお伝えし、独学でスキルアップしてゆくための勉強法をご紹介します。

なぜ、「SEO対策」が重要? SEOスキルを習得するには、どれだけ時間がかかる?

なぜ、SEO対策が重要なのか? SEOを身に付けるメリデメとは?

SEOとは、「Search Engine Optimization」の略語です。「検索エンジン最適化」「SEO対策」とも訳され、検索エンジンの評価アルゴリズムを考慮したうえで、コンテンツを使って検索結果の上位をねらってゆく戦略のことです。

ざっくり言うと、みんなの役に立つ記事を書いて検索順位を上げ、集客につなげよう、という考え方です

SEOスキルを学ぶ最大のメリットは、“狙って集客できる”ということ。

下図は、筆者が記事を寄稿しているブログのアクセス解析。あるトレンド・キーワードを含む記事をあらかじめ仕込んでおいて、狙い通りバズった例です。

需要がある「キーワードの組み合わせ」で記事を書き、検索上位を獲得できれば、Webサイトのアクセスが増えます。扱うキーワードによっては問い合わせの電話やメールがきたり、商品の売り上げにつながったりします。

でも、SEOって難しいんでしょ? スキルが身に付くまで、どのくらいかかるの?

SEOのスキルを習得するには、どのくらい時間がかかるのか?

これからご紹介する手順で、1日2時間かけてSEOを学習したとしても、集客できるレベルのスキルが身に付くには半年から1年はかかるでしょう。残念ながら、誰でも簡単に習得できるスキルではありません。

どうしてか?

サイト運営を、いったん現実のビジネスに置き換えてみましょう。

現実のビジネスで商品やサービスを展開する場合、次の2点はとても重要です。

  • お客さまのニーズ(お客さま目線)を知る
  • 競合他社と比較したうえでの、自社の立ち位置(相対評価)を知る

お客さまのニーズを知らないことには商品やサービスは開発できませんし、競合調査しなければ自社の強み・弱みはわかりません。こういった市場調査は、2~3週間でできるものではありません。

「お客さま目線」「相対評価」という考え方を、そのままサイト運営に置き換えてみます。

  • ユーザーのニーズ(=検索意図)を把握できるようになる
  • 競合サイトととのちから関係を測れるようになる

たとえば、不動産ブログで「二世帯住宅のリフォーム」について発信する、とします。

見込み顧客は、二世帯住宅の何を知りたいのか?

  • リフォーム費用?
  • 二世帯リフォームにはどんな種類があるのか?
  • 相続対策?
  • リフォームよりも、高齢の親の生活が心配?

自サイトのお客さんになる検索ユーザーが、どんな目的で調べるのか、検索意図を知る必要があります。

それだけではありません。

すでに似たような記事を書いているサイトがあれば、競争になります。ジャンルやテーマが競合するサイトと自サイトのレベル差は、実際に記事を書かなくてはわかりません。

実際に記事を書いて、検索エンジンからどう評価されるかをチェックする ➤ 競合サイトと比較して、記事の改善点を洗い出す ➤ 記事を修正して、ユーザーの満足度と検索順位を上げる

検索エンジンのアルゴリズムは、3~4か月に1度、変更が加えられます。また、人々のニーズの変化、競合の強さ、デザインの好みなど、検索順位はさまざまな要因で変動します

SEOは、初心者のかたが思っている以上に“再現性が低い”のです。

このため、

  • 2015年に有効だった知識が、2024年には通用しない
  • 脱毛ジャンルで当てはまることが、美容ジャンルでは当てはまらない
  • キーワードが1語違うだけでも、検索意図が変わってくる

みたいなことが起こります。

つまり、ベースとなる知識を勉強したうえで、ケースバイケースの経験値を貯めてゆく必要があります。ですから、SEOを習得するには時間がかかるのです。

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【保存版】SEOを独学で勉強する4つの手順【おすすめの本やサイトも紹介】

本ページでは、SEOスキルを独学で身に付ける勉強法を、5つのステップに区切ってご紹介します。

STEP1
検索エンジンの仕組みを勉強する
STEP2
グーグル検索で上位表示されているブログを研究する
STEP3
SEOを実践し、コンテンツを作成する
STEP4
検索順位をチェックし、リライトする
STEP5
SEOの最新情報をチェックし、知識をアップデートしておく

それでは、各々のステップについて見ていきましょう。

ステップ1:検索エンジンの仕組みを勉強する

グーグルやYahoo!、Bingといった検索エンジンは、

  1. Webで公開されたありとあらゆる情報をかき集め(=クロール)
  2. インターネット上の巨大なデータベースに登録し(=インデックス)
  3. ユーザーの求めに応じて、「質の高い回答ページ」を引っ張り出す

という仕組みで成り立っています。

いちばん大切なのは、ブログやホームページの運営者が「書きたいことを書く」のではなく、検索する人にとって「役に立つコンテンツ」を用意すること。あくまで“お客さま目線”に立って記事を書く、ということです。

あらゆるビジネスの基本ですが、ニーズのないところにお客は集まりません

SEO対策の基本、お客さまのニーズに合わせてキーワードを決める
  • お客「荷物を遠くに住む知人に届けてほしい」 ➤ 宅配業者「トラックを使って荷物を運搬する」
  • お客「美味しいパンを食べたい」 ➤ パン屋さん「美味しいパンを提供する」

初めにニーズがあって、お客さまのニーズを満たす商品やサービスを提供する。お客さまに価値を提供できて、はじめて対価としてお金をいただくことができます。

サイト運営も同様です。たとえば、関西に住む検索ユーザーが、ディズニーランドへの行き方を知りたくて、

「ディズニーランド 行き方」

と、検索したとします。

“回答”として引っ張り出されるのは、ディズニーランドまでの交通アクセスに関する記事です。「ユーザーのニーズに過不足なく答えている」と評価され記事ほど、検索上位に表示されやすくなります。

検索エンジンの仕組みを勉強できる書籍としては、『10年使えるSEOの基本』(土居 健太郎:著)や『沈黙のWebライティング -Webマーケッター ボーンの激闘-』(松尾 茂起:著)があります。

また、Googleが公式に提供している「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」は、SEOの基本を知るために目を通しておきたいサイトです。

Googleの「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」は、書き換えられることがあるので、定期的なチェックが必要です

ステップ2:グーグル検索で上位表示されているブログを研究する

本やWebサイトでSEOの仕組みを学んだら、すぐにでも記事を書きたくなるでしょう。

でも、ちょっと待って!

ブログ初心者が陥りやすいのが、記事を書くことに一生懸命になるがあまり、他サイトの研究がおろそかになってしまう状況です。ブログやホームページが読まれるには、「相対評価」という考え方が大事です。情報発信しているのは、自分だけではないからです。

たとえば、釣りに関するサイトを作るなら、

「釣り竿 初心者 値段」

「海釣り スポット 関東」

「ルアー 自作 シーバス」

など、釣りに関するキーワードでグーグル検索してみてください。

上位表示されているサイトは、現時点で検索ユーザーと検索エンジンの双方から評価されているサイトです。

いわば、そのジャンルにおけるトップランナーたち。自サイトに集客したかったら、記事のクオリティを上位表示されているサイトのレベルに近づける必要があります。

チェックしたいポイントは、以下の8点です。

  • 記事タイトルに含まれている検索キーワードは、何と何か?
  • どのような読者(=ペルソナ)を想定しているか?
  • どれだけの専門性をもって書かれているか?
  • 内部リンクは、どのページに向けて貼られているか?
  • 広告を貼っているなら、広告の数はいくつか?
  • どこでマネタイズしているか?(Googleアドセンスか、アフィリエイトか、自社商品か?)
  • 自分が書く文章と、具体的にどこが違うのか?(構成や、ひらがなと漢字のバランスなど)
  • 記事の装飾(=テキスト以外の要素)をどのような割合で入れているか?

自分が書くときに参考にできそうな項目は、すぐにでも取り入れます。

(※ あたりまえですが、文章をパクるのは絶対ダメです)

自分にどのスキルが足りないかも、チェックしよう!

  • 文章がヘタならライティングを学ぼう
  • 専門性が足りないなら、本を読むなり経験を積むなりししよう
  • どこが違うのかもわからないなら、初心者向けのSEO本で学ぼう

ステップ3:SEOを実践し、コンテンツを作成する

自分のブログやホームページに、SEOの考え方を取り入れた記事を書きます。

① 検索キーワードを含めた記事タイトルを作成する

自社サービスやブログのターゲット顧客が、どんなキーワードの組み合わせで検索するかを考え、「対策キーワード」を含めた記事タイトルを作ります。

たとえば、神奈川を拠点とした水道事業者のホームページを作るとしたら、

「水漏れ 修理 費用」

「トイレ 詰まり 横浜」

「流し 排水溝 掃除」

など、ターゲット顧客が検索しそうなキーワードの組み合わせを探します。

検索キーワードの組み合わせを探すには、「ラッコキーワード」や「キーワードプランナー」といったツールで探す方法があります。また、Yahoo!知恵袋やSNS、グーグルのサジェストキーワードから探すやり方もあります。

SEO対策、サジェストキーワード
⇧ Googleの検索窓に「水漏れ」と入力したときに提示される、サジェストキーワード

一例として、「水漏れ 修理 費用」の3つの対策キーワードで記事タイトルを作ってみます。

SEO対策キーワード

「どのキーワードの組み合わせで検索されたときに、上位表示をさせたいか?」をあらかじめ想定しておくことを、「キーワード選定」と呼びます。ブログやホームページに集客できるかどうかは、キーワード選定にかかっています。

② キーワード選定のコツ

収益性が高いキーワードの組み合わせでほど、競合サイトがいます。どんなに「このキーワードの組み合わせで上位表示をねらいたい!」と思っても、競合が強力な企業サイトばかりだと勝ち目はありません。

最初のうちは、“競合相手の少ないキーワードの組み合わせ”を探します。

ただし、いつまでも競合との戦いを避けていると、収益や売り上げにはつながりません。水道事業者であれば、

「水道修理業者 おすすめ」

という、ビジネスに直結する記事は書いておきます。上位表示はムリだとしても、“競合相手の少ないキーワード”で記事を書いておき、そこから内部リンクでつなげておけば、読んでもらえる可能性があります。

③ リサーチ(下調べ・体験)をする

ブログ初心者は、いま持っている知識や体験談だけで記事を書こうとします。

しかし、ユーザーは、「疑問を解消したい」「悩みを解決したい」という切実な思いで検索します。

ユーザーに満足してもらえるような回答を返すためには、執筆者は

  • 初心者のかたに説明できるぐらいリサーチして、知識を深めておく
  • 商品やサービスを紹介するのであれば、できる限り体験しておく

といった下準備が必要です。

④ 質の高いコンテンツを作成する(記事を書く)

SEOを独学、リライト

記事は、あくまで「読者目線」で書きます。

記事のターゲットとなる読者像(=ペルソナ)は具体的に設定しておき、「どういった人」の「どのような悩みを解決するか」を明確にしておきます。

たとえば、「20代女性」の「二の腕をシェイプアップしたい」という悩みを解決したいなら、20代女性が取り組めるトレーニングやあつかえる器具を紹介します。

いくら書き手が紹介したいトレーニング方法があったとしても、20代女性が実践できないやり方なら意味がありません。

大切なのは、「読者ファースト」。書き手の承認欲求を満たすためではなく、読者にとって役に立つ記事を書きます

ステップ4:検索順位をチェックし、リライトを行なう

記事を公開してしばらく経ったら、検索順位をチェックします。

新しいページがグーグルにインデックス(=登録)されるまでに早くて数分、場合によっては2~3週間かかることもあります。作ったばかりのサイトほど、インデックスされるまでに時間がかかります。

GRC」という検索順位チェックツールを使うと、Google・Yahoo!・Bingという3つの検索エンジンにおける順位をすぐに調べることができます。GRCは無料でも使えますが、本格的にサイト運営をするなら有料版(月額495円~)を利用しましょう。

この他、Googleが提供する無料のツール「Google Search Console」でも検索順位を調べることができます。

検索順位を把握したら、上位サイトの記事と比較して、「自分のページには何が足りないのか?」を分析します。改善点を洗い出し、読者のニーズにさらに応えるために記事をリライトします。

いったん公開した記事をリライトするなんて、面倒だわ。それよりも、新しい記事を書きたいな

どんなに優秀なライターでも、最初から読者満足度の高い記事を書くのは不可能だよ。時間が経たないと、客観視できないこともある。必ずリライトに取り組もう

もっと読みやすくなるように文章表現を変えたり、図や表を入れて見やすくしたり・・・修正点はいくらでもあります。

SEOのスキルは、どれぐらいリライトして経験則を貯めたかにかかっています

ただし、もともとの検索順位があまりに低い場合、リライトしても集客にはつながりません。(52位の記事を48位に上げたところで、アクセスは増えない)。

ステップ5:SEOの最新情報をチェックし、知識をアップデートしておく

グーグルの検索エンジンのアルゴリズムは、3~4か月に一度ぐらいで細かな変更が行われます。

「読者ファーストなページが評価される」

という基本は変わりません。ただし、新たな指標が加わったり評価基準が見直されたりすれば、検索順位もさま変わりします。

SEOの最新情報をキャッチアップする方法としては、Googleが提供する公式のSEO情報「Google検索セントラル」や海外の最新情報をいち早く教えてくれる海外SEO情報ブログ」などがあります。

また、法人のSEO担当者向けのサイトとしては、SEOの教科書があります。

おいおい、SEO対策って、こんなに大変なのか…自分で身に付けるのも、人材を育てるのも大変そう…

もし、発信するジャンルや商品の専門知識があるなら、AIライティング・ツールに一部の作業を任せる方法もあります。

「競合分析」「記事の下書き」といったSEO対策の一部をAIツールに任せ、「ファクトチェック(事実確認)」や「体験談」という人にしかできない作業を担当者が行なうやり方です。

>> SEOに強いAIライティングツールならトランスコープ

まとめ

SEOは、独学で1ヶ月や2ヶ月で身に付くようなスキルではありません。

  • 家族をディズニーランドに連れてゆきたいお父さん
  • 退職してから、ホームページを立ち上げたい50代のかた
  • アメリカ人の彼氏を作りたい20代女性

検索する人が変われば、目的も伝わりやすい言葉も変わってきます。ユーザーと同じ目線に立って悩みを共有し、ニーズに応えられるようにコンテンツを用意しなくてはなりません。

「発信するジャンルの専門知識」や「検索エンジンの仕組みへの理解」も深めなくてはなりません。「難しいことをわかりやすく伝える文章力」も必要です。

SEOを身に付けるのは難しいです。時間もかかります。しかし、いったん身に付けると、ネット集客には強力な武器になってくれます。