「Pollo AI」は、シンガポールに拠点を置く企業HIX.AIが開発したAI動画生成ツールです。テキストや画像を入力するだけで質の高いAIアニメーションを自動生成してくれます。

この記事ではPollo AIの特徴と使い方をまとめ、実際に利用してみた感想を述べたいと思います。

「Pollo AI」の特徴

Pollo AI、どこの国

「Pollo AI」の大きな特徴は、画像生成AIや動画生成AIのプラットフォームとして利用できること。「Pollo AI」でアカウントを作っておけば、Stable DiffusionやDall-E(ともに画像生成AI)、RunwayやKling AI(ともに動画生成AI)なども使えます。

◆ RunwayやKling AIなど、他の動画生成AIも使える ◆

◆ Pollo AIのプラットフォームから使える、おもなAI ◆

  • 動画生成AI・・・Kling AI、Runway、Hailuo AI、Vidu aiなど
  • 画像生成AI・・・Stable Diffusion、Dall-E、Flux AI、Recraftなど

>> Pollo AI 公式サイト

また、キスやハグ、握手など、従来の動画生成AIではやりづらかった表現も可能です。

【6つの機能】動画AI「Pollo AI」でできること

動画AIで使える6つの機能をまとめました。

テキストから動画へ

Pollo AI、テキストから動画へ

左のメニューバーから、「テキストから動画へ」を選択します。

生成したい動画のプロンプトを入力します。プロンプトの作成が難しいならば、ChatGPTに動画のイメージを伝えて、英訳してもらうと便利です。

アスペクト比を選択します。アスペクト比は「16:9」「9:16」「1:1」から選べます。

続いて、「即効性」を選択します。0に近いほどAIのクリエイティブ性が高まり、100に近いほどプロンプトに忠実になります。

動画の長さは5秒と10秒から選べます。

準備ができたら、「生成する」ボタンを押します。

Pollo AI、ダウンロード

生成した動画の右下にカーソルをおくと、ダウンロード用のボタンが出現します。

画像から動画へ

左のメニューバーから、「画像から動画へ」を選択します。

「開始フレーム」と「終了フレーム」に使う動画をアップロードします。

アスペクト比(16:9か9:16)と動画の長さ(5秒か10秒)を選択し、必要に応じでプロンプトを入力します。

画像から動画へ、開始フレームと終了フレーム

準備ができたら、「生成する」ボタンを押します。

一貫したキャラクタービデオ

Pollo AIでは指定した画像を組み合わせて、ストーリ性のある動画を作成できます。

一貫したキャラクタービデオ

左のメニューバーから、「一貫したキャラクタービデオ」を選択します。

使用したいキャラクターや物体、背景など、ベースとなる画像をアップロードします(3つまで)。

プロンプトを入力し、アスペクト比や動画の長さを決めたあと、「生成する」ボタンを押します。

動画から動画へ

既存の動画をアニメ調に変える機能です。

動画から動画へ

左のメニューバーから、「動画から動画へ」を選択します。

ベースとなる動画をアップロードします。

「スタイル」で希望するアニメーションのスタイルを選択。ピクセルアート、クレイアニメ、鉛筆画などからスタイルを選べます。被写体のみスタイルを変えることもできます。

元動画が長ければ長いほど、消費するクレジット量も多くなります。

フリーの動画素材を「線画」スタイルでアニメーション化したのが、下の動画です。

AIアニメーション

有名アニメーターに近いスタイルの動画を生成できるモードです。宮崎駿スタイルや細田守スタイルなど、既存のアニメーターの表現形式を選べます。

左のメニューバーから、「AIアニメーション」を選択します。

生成したい動画の内容をテキストで入力します。

希望するアニメーションのスタイルを選択し、解像度と動画の長さを選び、「生成する」ボタンを押します。

AIビデオエフェクト

写真の中心人物に大きな変化を与えるエフェクト機能です。「変身」や「圧縮」「溶解」など、動画に面白い変化を与えることができます。

Pollo AI、AIビデオエフェクト

左のメニューバーから、「AIビデオエフェクト」を選択します。

使用したいエフェクト(変身、膨張、溶解など)を選択し、素材となる画像をアップロードします。追加でプロンプトを入力することもできます。

準備が整ったら「生成」ボタンを押します。

下の動画では、大仏のフリー画像に「膨張」のエフェクトをかけてみました。

【レビュー】AI動画生成ツール「Pollo AI」に感じるメリットとデメリット

実際にサブスクリプション契約して、Pollo AIを使ってみた感想です。

Pollo AI 料金プランと商用利用について

Polllo AIでは、有料版に登録すると商用利用が可能になります。

フリープロライト
月額無料4,342円~2,246円(月額プラン)
1,498円(年額プラン)
クレジット数20クレジット800クレジット~300クレジット
商用利用

ただ、気を付けたいのは著作権です。
生成した画像や動画については著作権は利用者に帰属しますが、素材としてアップロードする画像が第三者の権利を侵害していなか確認する必要があります。

特定のスタジオを想起させるような動画をビジネス目的で使うのは、やめておいたほうがいいと思います。

Pollo AIに感じるメリット2選

いちばんのメリットは、複数の画像生成AIや動画生成AIを横断的に使えることです。

Stable Diffusionはリアル寄りの2次元が得意、Flux AIは写真のようなリアルさがウリのように、画像生成AIも動画生成AIも得手不得手があります。

作りたい動画や画像に合わせて使用する画像生成AIや動画生成AIを選べるのが、Pollo AIの魅力です。

面白いと思ったのが、動画AIで使える「一貫したキャラクタービデオ」の機能です。
動画生成AIで難しいのが、被写体となるキャラクターの一貫性を保つことです。動画の途中でキャラクターが別人のように変わってしまうのは、動画生成AIでよく起こる現象です。

下の画像は、Midjourneyで作った画像をPollo AIでアニメーション化したものです。

特に細かなプロンプトを指定しなくても、女の子のキャラクターが維持されています。
ストーリー性を持たせた動画を作りたい人には、おすすめの機能です。

Pollo AIは、無料プランでも月20クレジットもらえます。「テキストから動画」機能だと、20クレジットで動画ひとつ作れます。

Pollo AI 公式サイトにアクセスし、「無料版を試す」をクリック。メールアドレスを登録するか、Googleからログインすれば、すぐ使えるようになります。

また、Pollo AIは日本語にも対応しています。

右上のアカウントアイコンから、いちばん上のLanguageから日本語を選べば、メニューが日本語で表示されます。

ただし、日本語に切り替えたとしても、プロンプトは英語入力をおすすめします。英語のほうが生成される動画の精度が上がるからです。
ChatGPTやDeepL翻訳を使えば、かんたんに英訳できます。