アメリカ時間の2024年4月1日より、ChatGPTはログインなしで誰でも使えるようになりました。
>> ChatGPTはログインなしでも使える?日本語版は無料で使える?
改めて、「ログイン」と「サインアップ」の違いについてお伝えします。
ChatGPTの「サインアップ」と「ログイン」の違いとは?
ChatGPTの「サインアップ」とは、まだアカウントを持っていない人がアカウントを作成する手続きのことです。
- Googleアカウント(もしくはMicrosoftアカウント、Appleアカウント)
- メールアドレス
- 電話番号
- SMS(ショートメールサービス)
といった4つの個人情報を入力することで、ChatGPTのアカウントを作成できます。
ChatGPTの「ログイン」とは、すでにアカウントを作成した人が本人確認をおこなう仕組みのことです。
登録したときと同じGoogleアカウントであればそのままログインでき、別アカウントだった場合は「メールアドレス」と「パスワード」を入力してログインします。
ログインしてChatGPTを使うと、前回おこなった質疑応答の履歴が左側に表示されます。
ログインした場合は、前回・前々回など過去のチャット履歴から、続きのチャットができます。
ログインしない場合は履歴が表示されませんので、前回のやり取りを踏まえたようなチャットはできません。まったく新しいチャットのやり取りをすることになります。
チャットGPT 「サインアップ」しないと、どうなる?
サインアップしなくても(=アカウントを作成していなくても)ログインしなくても、ChatGPTは誰もが使うことができます。
しかし、サインアップしない場合は一部の機能に制限がつきます。
チャットの履歴が保存されない
まず、AIとのチャットのやり取りが保存されません。
アカウントを作成して次回からログインすれば、過去の履歴からチャットを続けることができます。
音声会話機能が使えない
ChatGPTでは有料版でも無料版(※アカウントを作成した上で無料で使う)でも、音声会話を楽しむことができます。
アカウントを作成しない場合は、音声会話機能を使えません。
カスタム指示の設定ができない
ChatGPTでは有料版でも無料版でも、ログインして使った場合は「カスタム指示」ができます。
たとえば、
小学校の先生が、子供に語りかけるよう口調で回答してください
と指示を出しておきます。
この状態で「「生きる」とは何ですか?」と、質問してみます。
◆ カスタム指示を出したときのAIの回答
「生きる」とは、毎日を大切に過ごし、自分や周りの人たちと関わりながら、喜びや悲しみを経験し、成長していくことです。たとえば、お花が咲くのを見て「きれいだな」と感じたり、お友だちと遊んで楽しい時間を過ごしたり、時には悲しいことや困ったこともあるけれど、それらを乗り越えたり、学んだりしながら、毎日を精一杯過ごすことが「生きる」ということなんだよ。
「カスタム指示」を使えば、毎回のようにプロンプト(=命令実行文)で指示しなくても、ChatGPTの役割を与えて保存しておき、自分好みの回答をしてもらえます。
サインアップしない場合(アカウントを作成ていない)は、これらの機能に制限がかかります。