Wordpresには、「テーマ」という仕組みがあります。
テーマによって、固有のデザインや機能が備わっています。サイトの外観が変わるだけでなく、吹き出しや箇条書き、アフィリエイトボタンなどの見た目も変わってきます。
本記事では、Wordpressでブログを開設したばかりの初心者に向けて、テーマをインストールする手順を説明します。
WordPressテーマを入手する方法【無料か有料かではなく、公式か非公式かで手順が変わる！】
WordPressテーマの選び方については、別記事で詳しく解説しましたので、参考にしてください。
まず、Wordpressテーマを入手&変更するには、2つの手段があります。
- 公式テーマ・・・Wordpressの管理画面⇨「外観」からテーマを検索して、インストールする
- 非公式のテーマ（有料テーマなど）・・・各テーマの公式サイトより、日本語対応のテーマをzip形式で入手し、Wordpressの管理画面⇨「外観」からテーマをアップロードする
WordPressテーマは「無料か有料か？」ではなく、「公式テーマか非公式テーマか？」で導入手順が変わってきます。
「公式以外」のテーマって、どういうコト？ 「公式」テーマを使ったほうがいいの？
「公式」テーマは、Wordpressの団体が認定したテーマです。シンプルな構造でできており、システムのアップロードも定期的に行われています。
ただし、「公式」テーマは日本人のブログ初心者が使うには不向きです。シンプルすぎて、そのままではSEO対策やデザイン性で劣ってしまうからです。ビジネスや収益目的でサイト運営をするなら、HTMLやCSSの調整がなされている「公式以外」のテーマのほうが使いやすいです。
Cocoon（無料）やSWELL、AFFINGER6（ともに有料）などの人気テーマは、ほとんどが「公式以外」のテーマです
WordPress「公式以外」のテーマをzip形式でインストールする方法
ここでは、Wordpress「公式以外のテーマ」で、無料のCocoon（コクーン）をインストールする手順を解説します。SWELLやSANGO、AFFINGER6などの有料テーマも同じやり方でインストールします。
配布サイト（公式サイト）より、zip形式でファイルをダウンロードする
まず、テーマの配布サイト（公式サイト）にアクセスし、テーマファール（※）を入手します。
（※ テーマファイルとは、Wordpressテーマを形作るファイルの集合体のこと）
今回は例として、Cocoonのテーマファイルをインストールします。Cocoon 公式サイトにアクセスし、テーマをダウンロードします（有料テーマの場合は、ダウンロードの前に配布サイトで「購入」の手続きを取ります）。
ページ上部の「ダウンロード」⇨サブウインドウの「ダウンロード」をクリックします。
「テーマのダウンロード」というページに移動します。
まず、利用規約を読みます。
続いてページを下にスクロールして、「親テーマのダウンロード」に移動します。「“Cocoonテーマ”をダウンロード」をクリックします。
WordPressテーマには、テーマの核となるファイル「親テーマ」と、おもにカスタマイズのときに使う「子テーマ」があります。公式サイトで子テーマも配布されている場合は、ついでに子テーマもダウンロードします。
Cocoonの場合、「テーマのダウンロード」ページをさらに下にスクロールし、「子テーマのダウンロード」を表示させます。「“Cocoon子テーマ”をダウンロード」をクリックします。
WordPressの管理画面からテーマファイルをアップロードし、インストールする
ダウンロードしたzipファイルを、Wordpressにアップロードします。
Step①WordPressのダッシュボード（管理画面）を開き、「外観」⇨「テーマ」とすすみます。
Step②「新規追加」をクリックします。
Step③画面上部の「テーマのアップロード」をクリックする
Step④「ファイルを選択」をクリックし、PCにダウンロードされたzip形式のファイルを選びます。
親テーマ、子テーマそれぞれをインストールしてください。
うまくインストールされると、以下のような画面が表示されます
Step⑤「外観」⇨「テーマ」とすすと、インストールされているテーマが表示されます。
親テーマのほうを「有効化」します。
「Cocoon Child」のように、“Child”と表示されているのが「子テーマ」です。
テーマを大きくカスタマイズするときは、子テーマのほうを「有効化」して、ファイルに変更を加えます。
WordPressの公式テーマを、管理画面からインストールする方法
Ligtning（ライトニング）、Liquid（リキッド）、OnePress（ワンプレス）などの公式テーマをインストールする手順です。
ここでは、企業のホームページ用にも使えるLigtning（ライトニング）をインストールしてみます。
Step①WordPressのダッシュボード（管理画面）を開き、「外観」⇨「テーマ」とすすみます。
Step②「新規追加」をクリックします。
Step③画面右上の検索窓に、お探しのテーマ名を入力して検索します。
WordPressには、公式テーマだけでも10,000以上の種類があります。事前にどのような公式テーマが人気があるかを調べて、テーマ名を覚えてから検索したほうがスムーズに探せます。
「Ligtning」と入力すると、候補のテーマがいくつか表示されます。
お目当てのテーマ「Ligtning」にカーソルをあて、「インストール」をクリックします。
そのまま10秒ほど待ってから、「有効化」をクリックします。
これでテーマの導入は完了です。
お疲れさまでした。
WordPressテーマはいつでも変更できます。
ダッシュボード（管理画面）より「外観」⇨「テーマ」とすすみ、インストールしてあるテーマを選んで「有効化」を押せば、いつでもテーマの変更ができます。
ただし、テーマ固有のデザインや機能を使って記事を書いた場合は、デザインや記事の装飾の調整をしなくてはなりません。記事が増えれば増えるほどテーマの変更が難しくなるので、なるべくテーマ選びはしっかり決めたほうがよいです。
