「XWRITE」(エックスライト)は、“記事を書くことに特化した”初心者でも扱いやすいWordPressテーマです。
このブログもXWRITEを使っています。
ホームページやブログ用のWordPressテーマとしてXWRITEを検討しているかたに向け、利用者の評判や、1年4ヶ月使っている筆者のレビューをお届けします。
XWRITEの口コミ&評判
XWRITE(エックスライト)は、2022年9月7日(水)より提供開始されたWordPressテーマです。ネット上に口コミが少ないのですが、集められるだけ集めてみました。
XWRITEの悪い口コミ
XWRITEよさげなテーマですが、関連キーワードのボリューム0でした😅
— Shota@ブログフェニックス (@Shota_Lab_1) June 30, 2024
やはり知名度ですね。
(出典:Shota@ブログフェニックス on X)
XWRITEの良い口コミ
XサーバーのWordPressテーマ「XWRITE」のフォーラムに要望投稿したら、爆速で対応してくれた。
— かんた🌊SWELLマニア (@swell_mania) February 8, 2024
バージョン2.4.1からメインビジュアルのテキストで一部HTMLタグが使えるようになった。「漢字は大きく、送り仮名はちょっと小さく」みたいな装飾ができるようになった。 pic.twitter.com/OjCsZiXjkN
(出典:かんたSWELLマニア on X)
プライバシーポリシーも作成できました。しかし #XWRITE を使っていてつくづく思う。よくできてるな〜😊 #codejump で勉強したからこそ凄さがよく分かります。 pic.twitter.com/6SCuDgRyto
— りんのすけ (@rinnosuke2022) July 13, 2024
(出典:りんのすけ on X)
XWRITEの価格と3つの契約プラン
「XWRITE」(エックスライト)は、レンタルサーバーで有名なエックスサーバーが提供するテーマ。
WordPressの有料テーマは「買い切り」といって、購入時だけお金を支払うケースがほとんどです。XWRITEには買い切り以外にも、「サブスクリプション」で月額プランと年額プランもあります。
プラン | 料金 |
---|---|
買い切りプラン | 19,800円 (支払いは一度だけ) |
サブスクリプション(月額) | 990円/月 |
サブスクリプション(年額) | 9900円/月 |
お得なのは「買い切りプラン」ですが、「サブスクリプション」(月額)で使い勝手を試してから「買い切り」に切り替える方法もあります。
本気のレビュー【XWRITE】2つのデメリット
XWRITEをいま現在も使っている筆者が感じたデメリットは、2つ。
❶ 利用者が少なく、インターネット上に情報が少ない
SWELL(スウェル)やCocoon、SANGOといった有名テーマと比べると、XWRITEはまだユーザー数が少ないです。将来的には利用者が増えそうですが、現時点ではSNSで情報を探すのも苦労します。
ただ、購入者が利用できるフォーラムで質問したり、要望を伝えたりすることはできます。
ユーザーの要望に耳を傾けてもらいやすい、というのは発展途上のテーマならでは
❷ 公式で子テーマが配布されておらず、カスタマイズしにくい
WordPressでは、テーマのデザインを大きく変更したいとき、カスタマイズ用の「子テーマ」で編集するのが一般的です。しかし、XWRITEでは、公式から子テーマは配布されていません。
カスタマイズしたければ、ご自分で子テーマを用意する必要があります。子テーマをみずから作るにはPHPの知識がいるので、デザイン周りにこだわりたい人には不向きです。
なお、子テーマの作り方を発信してくれるブロガーさんもいます。
本気のレビュー【XWRITE】3つのメリット
XWRITEを1年4ヶ月使っている筆者が感じたメリットは、以下の3つです。
➀ シンプルな操作で、記事を書いていて心地良い
初めてWordPressに触れた人がつまづくのが、編集画面の複雑さです。
記事の編集画面と、完成した記事の見た目が違うから、イメージが湧きづらい
筆者は元々はてなブログ出身なので、WordPressの編集画面にずっと使いづらさを感じていました。
XWRITEの編集画面はシンプルです。無料ブログで書いているような、書きやすさがあります。
② 装飾がかんたん!メニュー呼び出しもシンプルで、編集画面を邪魔しない
近年は、読者の求める記事レベルが上がっています。どんなに素晴らしい内容でも、テキストだけではなかなか読まれません。「吹き出し」「囲み枠」「リスト」「表」といった、テキスト以外の要素も大事です。
XWRITEでは、「吹き出し」「囲み枠」「表」などもかんたんに作れます。
たとえば、タイトル付きの「囲み枠」を作りたかったら・・・
空欄に「ボックス」と入れて、「装飾ボックス」を選択します。
タイトルの位置と色を選択し、テキストを入力。慣れれば20秒で装飾ボックスの完成!
こういった機能は、最近のWordPressテーマであれば、どのテーマでも使えます。
ただ、XWRITEはその中でも使い方がシンプル。編集画面を邪魔しないので、ストレスなく記事を書けます。
筆者がいちばん気に入っているのが、文字の装飾です。
XWRITEでは、画面上部のメニューバーより「テキスト色」で文字の色を選択できます。
「テキスト色」と「太字」と組み合わせることで、文字装飾がスムーズにできます。
無料ブログで書いていた人には信じられないかもしれませんが、WordPressテーマによっては文字を装飾するだけでhtmlをいじったりプラグインが必要だったりします。
たとえば、無料テーマのCocoonだと、上部のメニューバーから選べるテキスト色は「赤・青・緑」の3色だけです。
XWRITEでは、メニューバーから選べる文字色のバリエーションが豊富です。さらに、マーカーの線や太さ、カラーバリエーションを組み合わせることで、文字装飾の自由度がかなり高いのです。
書くことが好きな人にとって必要な機能が、“絶妙なバランス”で揃っています
③ エックスサーバーが開発しているため、アップデートが滞らない
WordPressテーマを選ぶとき、デザインの好みやSEOの強さを重視する人は多いです。
しかし、ひとつ盲点があります。
多くのユーザーが見落としていますが、実はいちばん重要なのが
テーマのアップデートが頻繁に行われているか?
という点です。
WordPress本体はセキュリティ対策のため、システムのバージョンアップがおよそ3ヶ月に1回おこなわれます。このとき、頻繁に更新されているテーマでないと、不具合が起こったりセキュリティ上の問題が発生したりします。
XWRITEは、老舗レンタルサーバー会社のエックスサーバーが開発しています。テーマの開発にお金と時間を割いてくれているため、アップデートも頻繁に行われています。
💠アップデートのお知らせ💠
— WordPressテーマ【XWRITE(エックスライト)】 (@xwrite_wp) July 10, 2024
XWRITEをver.2.6.3にアップデートしました✨
・カスタマイザーのパンくずリスト設定に「ページ上部・下部の表示位置」設定を追加
ページ上部・下部のパンくずリストの位置を細かく変更できます☺️
詳しくは下記からご確認いただけます⬇️https://t.co/asC7JXEeqg pic.twitter.com/eUJbwub4n8
(出典:WordPressテーマ【XWRITE(エックスライト)】 on X)
💠アップデートのお知らせ💠
— WordPressテーマ【XWRITE(エックスライト)】 (@xwrite_wp) July 25, 2024
XWRITEをver.2.6.5にアップデートしました✨
・記事一覧/記事内にPV数を表示する機能を追加
一覧ページのほか、記事内や記事一覧ブロックにPV数を表示できます👏
詳しくは下記からご確認いただけます⬇️https://t.co/asC7JXEeqg pic.twitter.com/DdDQea1pqX
(出典:WordPressテーマ【XWRITE(エックスライト)】 on X)
有料テーマの中には、開発者たちが別の事業に軸足を移したため、アップデートが止まっているテーマも多いです。
初心者は、更新が2~3年前で止まっているテーマは選ばないほうがいいです。不具合が起こるリスクが高いからです
XWRITEをおすすめする人、おすすめしない人
筆者がXWRITEを使って、本当によかったと思っています。いま現在も使っています。
しかし、XWRITEを使ったほうがいい人もいれば、別のテーマを選んだほうがいい人もいます。
XWRITEをおすすめしない人
❶ デザインにこだわる人、自分であれこれカスタマイズしたい人
サイドバーとメインコンテンツの幅を微調整したいとか、デフォルトのデザインをガラッと変えたいとか、カスタマイズが好きな人もいると思います。
XWRITEは公式から子テーマが配布されていないので、デザインにこだわる人には向きません。「Arkhe」(アルケー)や「LIQUID」(リキッド)など、カスタマイズしやすいテーマが向いています。
❷ みんなが使っているテーマで安心したい人
XWRITEはリリースされたばかりのテーマで、まだまだ知名度も低いです。
今後ユーザーが増えてゆくと予想されますが、現時点では利用者同士がSNSで情報交換するのは難しいです。
XWRITEをおすすめする人
「記事を書くのに特化したテーマ」であるため、XWRITEは用途や適性もはっきりしています
- 文章を書くのが好きな人
- もともと無料ブログを使っていて、これからWordPressを始める人
- 新規ドメインで、最初から検索上位を狙いたい人
➀ デザインよりも、文章を書くのが好きな人
デザイン周りにこだわるよりも、カタカタと文章を書くのが好きな人に向いています。
XWRITEは、とにかく文章を書きやすいです。書いていて気持ちがいいです。気づいたら、ぶっ続けでパソコンに向かっていた・・・ということが筆者もよくあります。
② 無料ブログ ➤ 初めてをWordPressを利用する人
わたし、はてなブログでずっと書いてきたけど、今度WordPressに挑戦するつもり
はてなブログやアメブロなど無料ブログの運営経験があり、これからWordPressを始める人には強くおすすめしたいです。
記事を書く流れをわかっている人がXWRITEを使うと、作業スピードが上がります。サクサク書きながら、無料ブログでは手間だった「吹き出し」「囲み枠」「表(テーブル)」などがあっという間に実装できます。
まだサーバーと契約しておらず、これからWordPressを開設しようという人は、エックスサーバーの「簡単インストール」がおすすめ。XWRITEをインストールした状態で、すぐにWordPressを開設できます。
Xserverの簡単インストールで、Cocoon、Xwrite、Lightningが一緒にインストール出来ると。なるほど。
— うえだしゅうじ (@shujiuyeda) September 8, 2022
国内で人気のWordPressテーマが直接インストールできる!「WordPressテーマインストール」機能の提供を開始 – 2022/09/07 | レンタルサーバー【エックスサーバー】 https://t.co/tIgwfYcCci
(出典:うえだしゅうじ on X)
>> 【超初心者向け】簡単インストールでWordPressを始める手順
③ 新規ドメインで、最初から検索上位を狙いたい人
XWRITEはシンプルな構造ゆえに、表示速度が速いです。表示速度は、Googleの検索アルゴリズムのランキング要因のひとつ。
2018 年 7 月より、ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素として使用することになりました。
【出典】検索セントラル-公式
表示速度が速いテーマのほうが、検索順位も上がりやすいです。
WordPressブログを新規ドメインで始めると、普通なら6ヶ月ぐらいは集客に苦労します。しかし、SEOに強いXWRITEははじめからブーストをかけやすく、読者さんを集めやすいです。