ConoHa WING(コノハ ウイング)は、GMOインターネットグループ株式会社が運営するレンタルサーバーです。副業を目的とする個人ブログ用サーバーとして、業界シェアを伸ばしています。
ConoHa WINGにおいて、2024年2月19日(木)より新プラン「ビジネスプラン」の提供が始まっています。元々はリザーブドプランでしたが、「Bizライト」「Bizスタンダード」「bizアドバンス」に名称を変えてリニューアルされたのです。
この記事では、「ビジネスプラン」と「通常プラン」の違いを解説。それぞれのプランがどういう用途のサイト運営に向いているのか、ご提案します。
【ConoHa WING】ビジネスプランと通常プランの違いは?【リソース保証で、安定性が確保されている】
ConoHA WINGは「通常プラン」も「ビジネスプラン」もどちらも共有サーバー(※)であり、スペックや仕様はほぼ変わりません。
「通常プラン」だと、
- 他のユーザーのサイトに、大量のアクセスが集まったとき
- 他のユーザーが“重い”処理をおこなったとき
などに、自サイトの表示速度が遅くなることがあります。
「ビジネスプラン」の場合、1契約ごとにメモリ・vCPUが割り当てられ、割当量の変動がありません。他のユーザーと同じサーバーを共有していながら、他のユーザーの影響を受けにくいのです。
通常プランがシェアハウスだとするなら、ビジネスプランは個室が完備されたアパート。
個人の割り当て量が確保されているため、ビジネスプランは急なアクセスがきても稼働が安定します。
【ConoHa WING】ビジネスプラン 3つのメリット
通常プランではなく、ビジネスプランを選択するメリットを3つ挙げます。
共有サーバーだが、他のユーザーに影響されにくい
上述したように、ビジネスプランでは1契約ごとにメモリ&vCPUが割り当てられ、割り当て量が変動しません。サーバーを共有する他のユーザーのサイトにアクセスが集中しても、自サイトへの影響を受けにくくなります。
モニタリング機能で、自動プランアップ
サイトを運営していると“記事がバズって”、瞬間的に大量のアクセスが集まることがあります。サーバーに負荷がかかると、表示速度が下がったりサーバーがダウンする可能性も出てきます。
ConoHa WINGのビジネスプランでは、モニタリングで「CPU」「メモリ」「ディスク使用率」を設定しておくと、サーバーの負荷を検知して、自動的にプランアップしてくれます。
(※ モニタリンクは設定でOFFにできます。通常プランだと、プランアップの対象はディスク使用率だけです)
WINGパックを使えば、法人サイトの定番「co.jp」ドメインが無料に!
ConoHa WINGには、通常プランもビジネスプランも2種類の料金体系があります。
- 通常料金・・・1時間単位で料金が計算される
- WINGパック・・・・月額利用(3ヶ月以上の長期契約を結ぶ)
◆ 通常料金:時間単位で料金が計算される
Bizライト | Bizスタンダード | Bizアドバンス | |
---|---|---|---|
料金(1時間あたり) | 3.1円/時 (1ヶ月最大1,815円まで) | 6.1円/時 (1ヶ月最大3,630円) | 12.1円/時 (1ヶ月最大7,260円) |
◆ WINGパック:長期利用割引プラン(3ヶ月~36ヶ月契約まで選べる)
Bizライト | Bizスタンダード | Bizアドバンス | |
---|---|---|---|
月額料金 | 1,452円/月 | 3,086円/月 | 6,171円/月 |
(※ 上の表は12カ月契約を結んだ場合。2024年8月30日まで割引キャンペーン実施中)
WINGパックで契約すると、「.com」や「.net」など全20種類の対象ドメインが2個まで永久無料になります。さらにWINGパックでビジネスプランと契約すると、「.co.jp」ドメインが1個永久無料でもらえます。
(※ ただし、「.co.jp」ドメインが使えるのは、日本で登記した法人(組織)のみ)
「.co.jp」ドメインは取得だけでも4,000~8,000円しますので、無料になるConoHa WINGのビジネスプランはかなりお得です。
【ConoHa WING】ビジネスプランのスペックはどのくらい?
ConoHa WINGのビジネスプランは、共有サーバーでありながら一定量のCPUやvCPUが割り当てられ、安定稼働できます。他のユーザーの影響を受けにくいという意味で、使い心地はVPSサーバーに似ています。
◆ ConoHa WING ビジネスプランのスペック
Bizライト | Bizスタンダード | Bizアドバンス | |
---|---|---|---|
月額料金 | 1,331円 | 2,844円 | 5,687円 |
メモリ | 1GB | 2GB | 4GB |
vCPU | 2コア | 3コア | 4コア |
SSD(容量) | 300GB | 400GB | 500GB |
(※ 上記の表は、WINGパックで12カ月契約を結んだ場合)
<全プラン共通の機能>
- 高性能Webサーバー nginxを使用
- WordPressかんたんセットアップ
- 自動バックアップ
- メモリ・vGPUコア数を 保証
- 24時間有人監視
- 無料独自SSL
VPSサーバーを使うにはエンジニア的素養が必要ですが、ConoHaのビジネスプランは専門知識がなくてもVPSサーバーのような使い心地を体験できます。
【ConoHa WING】ビジネスプランと通常プランの料金を比較
ここでは、レンタルサーバーと独自ドメインをセットで契約する「WINGパック」を、12ヶ月契約で結んだ場合の料金を比較します。★は迷ったときにおすすめのプランです。
◆ ビジネスプラン:WINGパックで12ヶ月契約したときの料金
プラン名 | Bizライト | ★ Bizスタンダード | Bizアドバンス |
---|---|---|---|
月額料金 | 1,452円/月 | 3,086円/月 | 6,171円/月 |
(※ 2024年8月30日まで実施されている、割引キャンペーンを適用した場合)
◆ 通常プラン:WINGパックで12ヶ月契約したときの料金
プラン名 | ★ ベーシック | スタンダード | プレミアム |
---|---|---|---|
月額料金 | 941円/月 | 2,360円/月 | 4,719円/月 |
(※ 2024年8月8日まで実施されている、割引キャンペーンを適用した場合)
料金で比較すると、ビジネスプランは通常プランの1.3~1.5倍の料金となります。
【ビジネスプランと通常プラン】個人・法人はどちらを選べばいい?
サーバーのスペックやサポート体制、セキュリティ対策を総合し、それぞれ
通常プランがおすすめの人
- 初めてWordPressでブログを作りたい人
- Webが苦手な年配なかた、技術的なことがわからない初心者のかた
- 趣味ブログ
- 初めて副業ブログを作りたい人
- 中小企業のコーポレートサイト
ConoHa WINGの通常プランは、初めてブログを作る個人に人気があります。法人でも契約できます。
ビジネスプランがおすすめの人
- トレンド系ブログを運営したい人
- イベント系サイトを運営したい人
- タイムセールを行なうECサイト
- メディアに取り上げられるような企業サイト
ConoHa WINGのビジネスプランは、瞬間的に大量のアクセスがくるECサイトやイベント系サイトに向いています。