1. 移管を決めた理由
私は、2018年からムームードメインで独自ドメインを取得し、はてなブログProを運営していました。Googleアドセンスも運用していましたが、誤ってアカウントを削除してしまい、再審査に出しました。
ところが、ムームードメインだと「www.ありのURLをリダイレクトできず」、所有権の確認ができないトラブルに見舞われました。
そこで、はてなブログに籍を置いたまま、ドメインだけ移管することにしました。すでにエックスサーバーで本サイトを運営していたこともあり、移管先にはXserverドメインを選びました。
2025年11月の体験をもとに、ムームードメインからエックスサーバーに移管する解説します。
移管元で開設したWebサイトはそのまま残し、ドメインだけXserverドメインに移管したいかたの参考になると思います。
2. 移管前に準備すること(ムームードメイン側)
移管前には、いくつかの準備が必要です。ここを飛ばすと後でトラブルになるので、必ず確認してください。
2-1. ドメイン情報の確認
ムームードメインで、まずWhois情報(ドメインの登録情報)とAuth Code(認証コード)を確認します。
- 認証コードは、他社にドメイン移管する際に必要です。
- Whois情報は正確に登録されていないと、移管申請が弾かれる場合があります。
まず、ムームードメインにログインします。
左側のメニューバーより、「ドメイン操作」➤「ドメイン一覧」とすすみます。

移管したいドメインのURLをクリックします。

コントロールパネルに切り替わったら、「WHOIS情報変更」をクリックします。
認証コードという文字が見えますが、WHOIS設定を変える必要があるので、ここではスルーします。

「公開情報」の欄で「お客様の情報」にチェックを入れ、「変更する」をクリックします。

処理が完了すると、「WHOIS情報変更が完了しました。」と表示されます。
続いて、Auth Code(認証コード)を確認します。Auth Codeはドメインごとに与えられたパスワードです。
ムームードメインの左メニューバーより、「ドメイン操作」➤「ドメイン一覧」とすすみ、移管したいドメインURLをクリックします。

コントロールパネルに切り替わったら、少し下にスクロールします。
AUTH CODEをメモ帳などにコピペするか、紙にメモしておきます。

また、WHOIS情報の欄に記載してあるメールアドレスに、移管承認のメールが届きます。
普段使っていないアドレスだったら、念のために控えておきましょう。
3. 実際の移管手順(エックスサーバー側)
3-1. エックスサーバーで移管申請
移管先となるエックスサーバー側から、移管申請の手続きをおこないます。まず、エックスサーバードメインの公式サイトにアクセスします。

XServerドメイン
の公式サイトにアクセスしたら、少しページを下にスクロールします。
「ドメイン移管」のテキストのあたりをクリックします。

移管予定のドメインを入力し、「検索する」をクリックします。
このとき、ドメインにはhttp://やwww.はつけずに入力します。

移管可能であれば、入力したドメイン名と移管費用、「移管可能です」というメッセージが表示されます。
認証コードに、コピーしておいたムームードメイン側の「AUTH CODE」を貼りつけます。

ドメインの移管だけであれば、「利用しない」にチェックを入れ、「移管手続きに進む」をクリックします。

すでにエックスサーバーのアカウントを持っている場合は、「XserverアカウントID」または「メールアドレス」、「」を入力し、ログインを押します。

エックスサーバーを初めて利用する場合は、左側より「Xserverアカウントの登録」へ進みます。
3-2. Whois初期設定
.JPドメイン以外では、Whois情報の初期設定をおこないます。
そのまま「設定画面へ進む」をクリックします。

Whois情報公開代理設定が「有効」になっていることを確認し、必須項目を入力。「確認画面へ進む」をクリックします。

設定したWhois情報の内容を確認し、問題なければ「有効性確認メールを送信します」をクリックします。

登録したメールアドレスに、エックスサーバーから「ドメイン登録者情報のメールアドレス認証作業のお願い」というメールが届きます。
メール内に添付されている、認証用URLをクリックしてください。

URLにアクセスすると、「メールアドレスの有効性確認が完了しました」と表示されます。

Xserverドメインの設定画面に戻り、「Whois情報(初期値設定)を設定する」をクリックします。

引き続き、「手続きを続行する」をクリックします。

続いて、移管費用の支払いに進みます。
3-3. 移管の申し込み(移管費用の支払い)
クレジットカード、銀行振り込みなど支払い方法を選択し、必要な支払い情報を入力。その後、「お申込内容の確認」を押します。

お支払い情報の確認画面で、問題なければ「同意する」をチェックし、「申し込む」を押します。

申し込みが完了します。
問い合わせのときに備えて、「お申込みID」を控えておきましょう。

エックスサーバーから、「ご利用料金お支払い確認のお知らせ」のメールが届きます。
4. 移管承認のプロセス
4-1. エックスサーバーで移管承認を確認する
エックスサーバー側から、「トランスファー申請に関するご案内」というメールが届きます。
これは、エックスサーバー(移管先)からムームードメイン(移管元)へ、移管の申請が行われたことを通知するメールです。
※ このメールは届くまで、しばらく時間がかかります。筆者の場合、Xserverアカウントの支払い確認メールが来てから45分かかりました。

URLを押すと、以下の画面になります。
「移管を承認する(APPROVE)確定」をクリックします。

確定ボタンを押すと、以下の画面になります。

トランスファー処理には最大5日かかる場合があります、と記載されていますね。
4-2. ムームードメインからトランスファー申請に関するメールが届く
今度は、ムームードメイン(移管元)から、承認の手続きを促すメールが届きます。オレンジの枠で囲ったURLをクリックします。

以下の画面に切り替わります。
ドメイン移管の承認フォームで、「承認する」➤「決定」の順でクリックします。

これで、ムームードメイン側の移管申請の承認が完了します。
ムームードメインから、「トランスファー申請の処理完了」を知らせるメールが届きます。
4-3. エックスサーバーから「ドメイン移管完了」に通知するメールが届く
エックスサーバーから「ドメイン移管完了のお知らせ」というメールが届きます。

ドメイン移管の手続きは完了です。
お疲れさまでした。
5. 移管状況の最終確認
5-1. WHOIS情報の確認
ドメインの登録者情報が正しく表示されているか、確認します。
エックスサーバーアカウントにログインし、移管したドメインを確認。「自動更新」にチェックが入っているかも点検します。

続いて、移管したドメインの右側にある三点リーダーを押し、「契約情報」をクリックします。

Whois情報のWhois代理公開設定が、
XServer Inc.(弊社)名義で代理公開する
と表示されていればOKです。

5-2. ネームサーバーの確認
Webサイトは移管元のままで、ドメインだけエックスサーバーに移管した場合、ネームサーバーを変更する必要があります。
移管したドメインの右側にある三点リーダーをクリックし、「ネームサーバー設定」を押します。

初期状態では、ネームサーバーがムームードメインになっていました。

ドメイン適用先サービスを「Xserver Domain」に変更し、「確認画面へ進む」をクリックします。

「設定を変更する」を押します。

これで、設定の変更は完了です。
6. エックスドメインDNS設定の変更
筆者の場合は、ブログははてなブログに残し、独自ドメインはエックスドメインに移管しました。
エックスドメインでDNSレコードを設定する作業が必要になります。
エックスサーバーアカウントにログインし、移管したドメインの右側にある三点リーダーをクリック。「DNSレコード設定」を押します。

DNSレコード設定の画面に切り替わったら、ドメイン右側の「編集」をクリックします。

筆者は、はてなブログProで「wwwあり」の独自ドメインを運用しています。この場合、
- wwwなし❶
- wwwなし❷
- wwwあり
の3つのDNSレコード設定を書く必要があります。

3パターンまとめたものが、以下の図です。

実際には、ひとつずつ「編集」をクリックして記入し、「確認画面へ進む」をくりかえし、3つぶん記入します。
あとは、DNSレコードの反映を待つだけ。通常は数時間で反映されますが、最大で48時間〜72時間程度かかる場合もあるそうです。
おわりに
web系のサービスを使い慣れている筆者でも、移管作業にまる2日かかりました。
手続きを行なう度にメールを受け取って、次の作業にすすみます。ただし、メールが届くまでにタイムラグがあります。
半日ぐらい時間をとって、2.移管作業の準備と3.移管作業はをいっきにやってしまったほうが良いです。