筆者は、2025年から2026年にかけて、はてなブログProからWordPressへ移行しました。

はてなブログ歴8年で記事数は420記事ありましたが、ググってやり方を調べれば、何とかなると思っていました。

しかし、移行作業は
涙が出るほど大変でした

その理由は、ブログの移転に関して、インターネット上で見つかる情報が少ないからです。

また、人気ブロガーのかたが書かれた記事は、2021年の情報を元にしたもの。

2025~2026年では、はてなブログの置かれた状況やSEO事情などは、当時とは大きく変わっています。

  • はてなブログが、アクセス制限(=429エラー)がかけることが増えた
  • アクセス制限に伴ない、はてなフォトライフの画像を一括で取り出すのが難しくなった
  • 更新の止まっているプラグインを使用するにはリスクが高すぎる
  • テスト用サイトを作る手順が、かえって深刻なSEOトラブル(=重複コンテンツ)の原因になる

WordPressへの移行を考えているけど、
検索で見つかる情報が古くて不安だわ

と、不安を持っているかたのために、2026年時点でもっとも安全なブログ引っ越しの手順をまとめました。

目次 [ close ]
  1. WordPress移行の全体像を先に整理しておく
    1. 筆者のはてなブログPro運用歴
    2. はてなブログProからWordPress移行までの流れ
  2. STEP1:移行前の準備(エラーや確認作業を減らすために)
    1. 1.1 アクセス解析で、はてなブログの検索流入を確認しておく
    2. 1.2 使わない下書きを削除する
    3. 1.3 SNS連携やキーワードリンクを解除しておく
    4. 1.4 Googleアドセンスのコードを外し、アフィリエイト・リンクはメモしておく
    5. 1.5 はてなブログの記事データをエクスポートする
  3. STEP2:エックスサーバーに申し込み、WordPressを用意する
    1. 2.1 エックスサーバーに申し込む
    2. 2-2. WordPressの「簡単インストール」を使う
  4. STEP3:自分のPCからのみWordPressにアクセスできる「テスト環境」を作る
    1. 3-1. hostsファイルを編集する
    2. 3-2. 自分のPCからWordPressにログインする
    3. 3-3. はてなブログの記事データをインポートする
    4. 3-4. テキストデータが移行できたか、10記事ぶん確認する(一次チェック)
  5. STEP4: パーマリンクを変更し、301リダイレクトの準備をする
    1. 4.1 CSVを保存するためのフォルダーを作っておく
    2. 4.2 プラグイン「Export All URLs」で、旧URLの一覧を取得する
    3. 4.2 WordPressのパーマリンク設定を変更する
    4. 4.3 プラグイン「Export All URLs」(2回目)で、新URLの一覧を取得する
    5. 4-4. CSVファイル 「past.csv」と「new.csv」を使って、旧URLと新URLの対応表を作る
    6. 4-5. プラグイン「Redirection」でURLを変換する
  6. STEP5: ネームサーバーをはてなブログ側からエックスサーバに向ける
    1. 5-1 DNSレコードを追加する
    2. 5-2 はてなブログを向いているDNSレコードを削除する
    3. 5-3 wwwをWordPress側に向ける
    4. 5-4 【最終確認】URLがすべてWordPress側につながるか、確認する
  7. STEP6. WordPress側のURL設定を「https://」に変更する
  8. STEP7. hostsファイルを元に戻す
  9. STEP8. はてなブログの独自ドメインを削除し、非公開にする
  10. STEP9. WordPressテーマをインストールする

WordPress移行の全体像を先に整理しておく

筆者のはてなブログPro運用歴

こんにちは、ブログ歴8年のえんた福造です。

私は2018年から2026年まで、はてなブログProで映画ブログを8年続けました。

はてなブログProに8年在籍
  • はてなブログPro歴8年(独自ドメイン)
  • 総記事数:416記事(移行前に不要な50記事を削除)
  • 90%の記事は、カスタムURLに設定
  • ドメイン取得会社(ムームードメインから、Xserverドメインに移転)
  • パソコンのOS・・・Windows11
  • 使用ブラウザ・・・Googleクローム

2025年12月にはてなブログProからWordPressへの移行を決意しましたが、すでに別ジャンルでWordPressの運用歴もあります。

はてなブログ歴8年、WordPress歴も7年

という両方を知る立場から、致命的なエラーを起こさない移行手順を解説します。

はてなブログProからWordPress移行までの流れ

最初に、全体の流れだけ簡単に整理します。

今回紹介する方法では、
テスト用サイトは作りません。

  1. 本番で使う独自ドメインを、最初から受け皿として用意する
  2. 自分のPCだけ、WordPressの新ブログにアクセスできる状況を作り、画像や内部リンクの確認など、準備を済ませておく
  3. URLやSSL化(=通信の暗号化)に問題がないことを確認してから、切り替える
  4. WordPressを公開しながら、「画像の貼り替え」や「内部リンクの見直し」を行なう

という手順を取ります。

実は、移行前は「画像の貼り替え」「内部リンクの見直し」など、すべて引っ越し作業を終えてから、WordPressを公開しようと計画していました。

しかし、サーバーの変更やSSL化の反映に、最大24~48時間かかることがわかりました

設定の反映に時間がかかり、“待ち時間”が思いのほか多いことを体感したのです。

ですから、「画像の貼り替え」「内部リンクの見直し」などといった作業は、WordPressを公開しながら、優先順位の高い記事から行なうほうが現実的だと知りました。

STEP1:移行前の準備(エラーや確認作業を減らすために)

無駄な確認作業やエラーを減らすために、移行前に下準備をしておきます。

1.1 アクセス解析で、はてなブログの検索流入を確認しておく

はてなブログには簡易版のアクセス解析があります。

「はてなブログ経由」「はてなグループ経由」を除いた
検索流入の平均アクセス数を確認しておいてください。

アクセス解析から検索流入を確認しておく

これは、移行後にSEO評価を引き継げたかどうか確認する、ひとつの目安になります。

1.2 使わない下書きを削除する

  • もう使わない下書き
  • メモ代わりに使っていたけど、今後は不要な下書き

だけを削除します。

記事のエクスポート時(=外部データとして出力)や画像移行のときに、できるだけエラーを減らすためです。

(=下書きに画像が挿入されていた場合、余計な確認事項が増えることになります)

はてなブログの下書きを削除
⇧ もう使わない下書きは削除しておく

1.3 SNS連携やキーワードリンクを解除しておく

はてなブログでX(旧ツイッター)やCodoc、Googleフォトなど、外部サービスと連携したままだと、移行時に不具合が起きる可能性があります。外部サービスとの連携はすべて解除しておきます。

はてなブログの「ダッシュボード」より、「アカウント設定」へ進みます。

はてなブログ、アカウント設定

「外部サービス連携」をクリックし、連携を解除しておく

外部サービス連携を解除する

続いて、キーワードリンクを確認します。

はてなブログProを契約していた人なら、キーワードリンクは外していた人が多いかもしれませんが、念のため確認しておきます。

はてなブログの「ダッシュボード」より、「設定」「詳細設定」へと進みます。

「記事本文にはてなブログ タグのリンクを付与しない」にチェックが入っていることを確認します。

はてなブログのタグリンク

また、はてなブログの「#タグ」も、できるなら外したほうがいいです。

WordPressへ移行すると、はてなブログとのつながりが切れます。
リンクとして意味を持たなくなるため、外せる場合は移行前に整理しておくと、移行後のチェックが楽になります。

1.4 Googleアドセンスのコードを外し、アフィリエイト・リンクはメモしておく

移行期間のあいだは、Googleアドセンスのコードはいったん外しておくのがおすすめです。

また、アフィリエイトリンクもWordPress移行後に貼り直すことになります。どの記事にどのリンクを貼っていたか、メモしておくと作業がスムーズになります。

1.5 はてなブログの記事データをエクスポートする

はてなブログの管理画面から、記事データをエクスポートします。

はてなブログのダッシュボードより、「設定」「詳細設定」へと進みます。

はてなブログの詳細設定

下にスクロールし、「エクスポート」の項目にある

「記事のバックアップと製本サービス」をクリックします。

記事のバックアップと製本サービス

「ブログ名をエクスポートする」をクリックします。

ブログ名をエクスポートする

エクスポートが済むと、「ダウンロードする」ボタンが出るので、ここを押します。

エクスポートしたデータをダウンロードする


これで、はてなブログのテキストデータをダウンロードできました。

画像データはあとの作業で安全に移行しますので、
このまま進んでください

STEP2:エックスサーバーに申し込み、WordPressを用意する

次に、レンタルサーバーと契約します。

本番URLの受け皿を先に作ておきます

レンタルサーバーにもいろんな会社がありますが、おすすめはエックスサーバーです。

エックスサーバーをおすすめする理由
  • WordPressで一番使われているサーバーである
  • カスタマーサポートが誠実で、レスポンスも速い

新規ドメインでWordPressを始めるなら、ConoHa WINGロリポップもおすすめです。ブログ初心者向けに書かれた記事も多いので、参考にしやすいです。

しかし、はてなブログからWordPressへの移行記事は少なく、情報も古いです。

記事がまったく表示されない。WordPressの画面が真っ白になった・・・どうしようもないエラーが起こったときに、エックスサーバーならカスタマー・サポートで質問しやすいです。

今回の移行作業で、どうにも先に進まない状態に3回も陥りました。エックスサーバーのカスタマーサポートに2回質問して、回答をいただくことができました。

他のレンタルサーバーだと、はてなブログからWordPressへの移行という個別のケースに関して、エックスサーバーほど適切なアドバイスをいただけません。

2.1 エックスサーバーに申し込む

レンタルサーバーの申し込み方法を、スクショ付きで解説します。

エックスサーバーの公式サイトにアクセスしてください。

エックスサーバーに申し込む

右上の「お申込み」か、下の「10日間無料で試してみる」のどちらかをクリックします。

エックスサーバー新規申し込み

◆プランの選択と各情報を入力

プランはいちばん左の「スタンダード」プランでじゅうぶん。

また、その下の「WordPressをクイックスタート」のチェックは外しておいたほうがいいです。

「クイックスタート」は、ドメインの取得からWordPressのインストールまでいっきに設定してくれるサービスです。

今回はすでに独自ドメインを持っているので、クイックスタートの機能は2つめのブログを作るときに使ってください。

エックスサーバー、お申込フォーム

メールアドレスや名前、住所を入力し、「次へ進む」を押します。

◆ SMS認証

ショートメールサービスを使った認証が行われます。

登録したメールアドレスに6ケタの認証コードが送られてくるので、コードを申し込みフォームに入力。「次へ進む」を押します。

登録情報を確認できたら、「SMS・電話認証に進む」をクリックします。

今度はスマートフォンに5ケタの認証コードが送られてきます。届いた認証コードを申し込みフォームに入力し、「認証して申し込みを完了する」を押します。

エックスサーバー、SMS電話認証

10日間の「無料お試し」期間が始まります。

「お試し期間」では、管理画面の使い勝手や、WordPressの設置しやすさ、表示速度を確認できます。

料金の支払いは後でもできますが、お試し期間の10日間を過ぎてしまうと、アカウントが凍結されます
移行作業はやることが多いので、忘れないうちに決済を済ませておきましょう。

◆ サーバー料金を支払う

エックスサーバーの契約方法を解説します。
エックスサーバーの管理画面より、「料金支払い」をクリックします。

料金支払い

3か月、6か月、12か月、24か月、36か月の中から、サーバーの契約期間を選びます。

エックスサーバー、お支払い手続き

おすすめは12か月です。契約期間が長いほうが割引率も増えます。

WordPressでの運営が不安なかたは、ひとまず6か月ぐらいにして、慣れたら契約期間を見直すことも可能です。

2-2. WordPressの「簡単インストール」を使う

エックスサーバーには、
WordPressを自動でセットアップしてくれる
「WordPress簡単インストール」 機能があります。

エックスサーバーのサーバーパネルにログインします。

左のメニューより、「WordPress」➤「WordPress簡単インストール」へと進みます。

WordPress簡単インストール

画面を切り替わったら、「WordPressを追加」をクリックします。

WordPressを追加

はてなブログで使っていた独自ドメインに、WordPressをインストールします。

エックスサーバーで、WordPress簡単インストール

いくつか、気をつけたいポイントを解説します。

「対象ドメイン」は、移行する独自ドメインを記載。「https://」や「www」を省いたドメインを登録します。

「サイトURL」も、「www」がない純粋なドメイン名を入力します。

「ブログ名」は、はてなブログ時代と同じものでOKです。後から変えることも可能ですが、ブログ名で検索する人もいるので、そのままがおすすめ。

「ユーザー名」「パスワード」は、WordPressの管理画面にログインするのに必要な情報です。WordPressで記事を書くときに毎日のように使うので、必ず控えておいてください。

この「ユーザー名」、ログインするための機密情報です。「ペンネーム」とは違うので、推測されにくい文字列にしてください

「テーマ」は、「WordPressデフォルトテーマ」のままにしておきます。エラーの確認が終わってからお好きなテーマをインストールしたほうが、移行後の確認作業が減ります

STEP3:自分のPCからのみWordPressにアクセスできる「テスト環境」を作る

古い移行記事では、テスト用サイトを作って、ワンクッションおく方法が紹介されています。

しかし、これだとデータの移し替えを2回おこなうので、そのぶんエラーが起きやすくなります。

hostsファイルを使えば、最初から本番URLのまま作業できるため、
テスト用サイトで起きがちなURL書き換えのミス、重複コンテンツと判定されるリスクを避けられます。

3-1. hostsファイルを編集する

いまの時点では、「ネームサーバー」(=インターネット上の住所録)は、はてなブログ側を向いています。

WordPressにインストールしたブログは、誰からもアクセスできない状態。

いわば、「一時的なテスト環境」にあり、WordPressで移行の確認やエラーの修正を行うことができます。

◆ hostsファイルの変更手順

自分のPCからのみWordPressにアクセスできるように、Cドライブに格納されている「hostsファイル」を一時的に変更します。

STEP1
エックスサーバーのIPアドレスを確認する

エックスサーバーのサーバーパネルにログインします。

「サーバー」➤「サーバー情報」と進み、IPアドレスをメモしておきます。

IPアドレスをメモする
STEP2
メモ帳を「管理者として実行」する

Windows11のスタートメニューで「メモ帳」と検索。

アプリを開く前にアイコン上で、「右クリック」します。

メモ帳を右クリック

STEP3
「ファイル」➤「開く」と進み、パスを入力する

現れた別タブから、いちばん上の「管理者として実行」をクリックします。

「管理者として実行」でメモ帳を開いたら、メモ帳の左上の「ファイル」「開く」と進みます。

メモ帳でファイルを開く

「ファイル名」に以下のパスを入力し、「開く」を押します。

C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts

ファイル名を開く

STEP4
開いたhostsファイルのいちばん下に、「IPアドレス ドメイン名」を入力

hostsファイルが開きます。

hostsファイルのいちばん下の行に、「IPアドレス ドメイン名」を追記します。

(IPアドレスのあとは半角スペース。ドメインは、https://やwwwのない純粋なドメインを入力します)

「IPアドレス ドメイン名」を追記したら、キーボードの「Ctrl + S」を押して保存します。

3-2. 自分のPCからWordPressにログインする

エックスサーバーのサーバーパネルより、「WordPress」「WordPress簡単インストール」と進みます。

WordPressをインストールしたばかりの独自ドメインの欄を見ます。

管理画面を「開く」をクリックします。

サーバーパネルから管理画面を開く

以下のようなWordPressのダッシュボード(管理画面)に入ることができます。

WordPressへようこそ

◆ パーマリンクをはてなブログの「entry形式」に合わせる

はてなブログ時代のURLと、WordPressのURLは形式が違います。

はてなブログ時代のURLをWordPressの形式に合わせる必要があるため、旧URLの一覧リストを作る作業をします。

設定、パーマリンク設定

パーマリンクの設定画面で「カスタム構造」を選択。はてなブログ時代にURLに合わせて、右側の空欄に入力する内容が変わります。

カスタム構造、日付url

❶ はてなブログ時代のURLが「exaple/entry/2025/190200」のように日付URL(=初期設定のまま)になっている人は、

/entry/%year%/%monthnum%/%day%/%hour%%minute%%second%

❷ はてなブログ時代のURLが「exaple/entry/titanic-review」のようにカスタムURLになっている人は、

/entry/%postname%

と入力してください。

◆ WordPressテーマはデフォルトのまま(一次チェックのため)

この時点ではWordPressのデフォルトテーマ、「Twenty Twenty-Five」などがインストールされています。

一次チェックの段階では、初期テーマのほうがエラーの切り分けをしやすいです。CocoonやSWELLなど人気テーマを使いたいなら、いちばん最後にインストールします。

3-3. はてなブログの記事データをインポートする

WordPressのダッシュボードにログインし、「ツール」「インポート」と進みます。

ツール、インポート

「インポート」画面で、

「Movable Type とTypePad」の項目の下にある「今すぐインストール」をクリックします。

movabletype、今すぐインストール

表示が切り替わったら、「インポーターの実行」をクリックします。

インポーターの実行

「ファイルを選択」をクリックして、はてなブログ側でエクスポートしたデータファイルを選択します。

色が青色に変わったら、「ファイルをアップロードしてインポート」をクリックします。

ファイルをアップロードしてインポート

「投稿者の割り当て」という画面になります。

ここでユーザー名を変更すると、WordPressで記事を書いたときの「投稿者名」を変更できます。

後からでも変えられるので、いま変更しなくても大丈夫です。

最後に、「実行」ボタンを押してください。

投稿者の割り当て

WordPressのダッシュボードで「投稿」を押すと、インポートしたはてなブログの記事を確認できます。

いちばん上にある「Hello world!」は、サンプル記事です。

マウスを置くとメニューが出ますので、「ゴミ箱へ移動」で削除してください。

はてなブログの記事を投稿で確認

3-4. テキストデータが移行できたか、10記事ぶん確認する(一次チェック)

はてなブログからテキストデータを問題なく移行できたか、確認します。

WordPressのダッシュボードより「投稿」を押し、移行した記事の「編集」をクリックします。

移行した記事の編集

WordPressの記事編集画面が開きます。

右上の「表示」(=ボタン風アイコン)を押し、「新しいタブでプレビュー」をクリック。

新しいタブでプレビュー

テキストが全文しっかり表示されていれば、その記事は合格。

10記事ぶんほど、テキストが正確に表示されるか、確認してください。

テキストデータが表示されている

このとき、以下のエラーは想定の範囲内です。

  • 画像のサイズがおかしい
  • エクセル表が崩れている
  • Xの埋め込みがただのリンクになる

これらは移行ミスではなく、はてなブログとWordPressの表示形式が異なるために起こる仕様です。

あとで修正するので、テキストが全文表示されているかをチェックしてください。

STEP4: パーマリンクを変更し、301リダイレクトの準備をする

記事ごとのURLを、パーマリンクと呼びます。

はてなブログ時代に、記事URLの設定を初期設定のままにしていた人は、

旧URL:example.com/entry/2025/12/29/184655

のように、entryの後に年月日・時間が表示されるパーマリンク(=記事ごとのURL)になっていたはずです。

WordPressでは、日付形式のパーマリンクが使えません

新URLの例:example.com/titanic-review

英単語(ローマ字)と-(ハイフン)を組み合わせたパーマリンク(=記事ごとのURL)にします。

旧URLをWordPressの形式・新URLに合わせるために、

  • 旧URLの一覧表と、新しい形式に合わせた新URLの一覧表を取得する
  • どの旧URLがどの新URLに対応するか、対応表を作る
  • 各記事に301リダイレクト(旧URL➡ 新URLへ転送処理)をかける

という作業を行なってゆきます。

理屈は難しいのですが、この記事の通りに
ゆっくりやってゆけば大丈夫です

「Export All URLs」というプラグインを使って、旧URLと新URLの一覧を取得してゆきます。

4.1 CSVを保存するためのフォルダーを作っておく

これから、旧URLと新URLの一覧表をCSVファイルにして保存します。

しかし、ブラウザが勝手な場所にファイルを保存し、探すのに苦労することがあります。

そこで、あらかじめ「WordPress移行用」フォルダを作っておき、CSVファイルの保存先を作っておきます。

Windows11の「エクスプローラー」➤「ドキュメント」と進み、右クリックを押します。

「新規作成」➤「フォルダー」と進み、「hatena-to-wordpress」などという名前を付けた新規フォルダーを作成します。

ドキュメントで新規フォルダー

4.2 プラグイン「Export All URLsで、旧URLの一覧を取得する

WordPressのダッシュボードより、「プラグイン」「プラグインを追加」と進みます。

「Export All URLs」はどの記事をリダイレクト(=転送)するか、「URLの対応表」を作るためのツールです。

プラグインを追加

プラグインの検索フォームに「Export All URLs」と入力して、検索。

「今すぐインストール」をクリックします。

Export All URLsを検索

すぐに「有効化」ボタンを押します。

「Export All URLs」の設定画面に切り替わります。

以下のように設定し、「Export Now」ボタンを押します。

Export All URLsを設定1

設定画面で

  • 「Posts」(投稿)をチェック
  • 「URL」を選択
  • 「Published」(出版)を選択
  • 「CSV File」(CSVファイル)にチェック

最後に、「Export Now」(今すぐエクスポート)ボタンを押します。

すると、画面上部に、

「Data exported successfully! Click here to Download.」と表示されます。

「Click here」をクリックし、CSVファイルをダウンロードします。

clickhere

このとき、注意点があります。

「Click here」は、必ず右クリックしてください。

「Click here」を右クリックして、「名前をつけてリンク先を保存」を選択。

先に作った「hatena-to-wordpress」を保存先に選び、

ファイル名に「psst.csv」または「old.csv」などと入力。

ファイルを種類を「すべてのファイル」に設定し、「保存」ボタンを押します。

ドキュメント、すべてのファイル

ここはミスが起きやすいので、
この通りにやってください

4.2 WordPressのパーマリンク設定を変更する

WordPressのダッシュボードから、「設定」「パーマリンク」と進みます。

設定、パーマリンク設定

パーマリンク設定の画面で、「パーマリンク構造」

「投稿名」に変更し、保存します。

4.3 プラグイン「Export All URLs(2回目)で、新URLの一覧を取得する

WordPressのダッシュボードより、

「ツール」「Export All URLs」と進みます。

ツール、ExportAllURLs

「Export All URLs」の設定画面に切り替わります。

以下のように設定し、「Export Now」ボタンを押します。

Export All URLs、設定

内容は1回目と同じく、

  • 「Posts」(投稿)をチェック
  • 「URL」を選択
  • 「Published」(出版)を選択
  • 「CSV File」(CSVファイル)にチェック

と設定し、「Export Now」ボタンを押します。

画面上部に、

「Data exported successfully! Click here to Download.」と表示されます。

「Click here」を右クリックして、「名前をつけてリンク先を保存」を選択。

先に作った「hatena-to-wordpress」を保存先に選び、

ファイル名に「new.csv」などと入力。

ファイルを種類を「すべてのファイル」に設定し、「保存」ボタンを押します。

clickhereで右クリック

4-4. CSVファイル 「past.csv」と「new.csv」を使って、旧URLと新URLの対応表を作る

先に作っておいた旧URLの一覧が収められたCSVファイル、「past.csv」を開きます。

先にエクセルを開いて、「開く」「past」と進むと、スムーズに開けます。

エクセル開く

A1セルに入っている列名を

URL ➡ source

に書き換えてください。

また、Aセルの横幅を広げておくと、新URLを比較しやすくなります。

別のエクセルを立ち上げ、「開く」「new」と進みます。

「new.csv」を開いたら、AIの列名が「URL」になっているのを確認してください。

「new.csv」ファイルのA列のA2セルをクリック。

キーボードの「Ctrl+Shift+▼(↓)」を同時押しして、URLの最終行までいっきに選択。

「Ctrl+C」を押して、コピーします。

urlを丸ごとコピー

pastのCSVファイルに戻り、B1セルをクリック。

列名に

target

と入力。

B2セルをクリックし、「Ctrl+V」でnew.csvのURL一覧をペーストします。

b2セルでペースト

画面左上の「ファイル」を押し、名前をつけて保存します。

ホーム画面に戻ったら、「名前をつけて保存」をクリック。

「参照」を選択。

保存先フォルダは、「ドキュメント」hatena-wordpressを指定。

ファイル名は「redirect.csx」として、ファイルの種類は「CSV UTF-8(コンマ区切り)」を選択して保存します。

コンマ区切りを選択

4-5. プラグイン「Redirection」でURLを変換する

はてなブログ時代のSEO評価を引き継がせるために、プラグインを使って301リダイレクトをかけます。

WordPressのダッシュボードより、「プラグイン」「プラグインを追加」と進みます。

プラグインを追加

検索フォームに「Redirection」と入力し、Redirectionをインストールします。

redirectionと入力

インストールが完了したら、「有効化」を押します。

WordPressのダッシュボードより、「ツール」「Redirection」と進みます。

ツール、redirection

「Redirection へようこそ」と表示されたら、下にスクロールし、

「セットアップを開始」をクリックします。

セットアップを開始

上の2つの項目にチェックを入れ、「次へ」ボタンを押します。

redirection、基本セットアップ

REST APIの画面で「良好」と表示されたら、

「セットアップを完了」をクリックします。

restapi

Redirectionの設定画面で進捗が完了したら、「次へ」を押します。

redirectionを設定

インストール完了を知らせる画面となりますので、

「準備完了です」をクリックします。

redirectionインストール完了

転送ルールの画面になったら、

「インポート/エクスポート」を押します。

転送ルールインポートエクスポート

「ファイルを追加」をクリックし、先ほど作成した「redirect.csv」をアップロードします。

「アップロード」をクリックします。

「インポートが完了しました」と表示されたら、「OK」ボタンを押します。

redirectionインポートが完了しました

STEP5: ネームサーバーをはてなブログ側からエックスサーバに向ける

ドメインの「DNSレコード」を、はてなブログ側からエックスサーバーに向けます。

「このドメインは、はてなブログではなくエックスサーバーで
表示させてください」と指示する作業です

5-1 DNSレコードを追加する

筆者はXServerドメインを使っていますが、お名前ドットコムやムームードメインでも作業自体は同じです。

xserverドメイン。ログイン

XserverアカウントIDとパスワードを入力して、ログインします。

xserverアカウントid

移行するドメインの右側の三点リーダーをクリック。

「DNSレコード設定」を押します。

xserverドメイン、dnsレコード設定

「DNSレコード設定を追加する」をクリックします。

DNSレコード設定を追加する、ssl化

以下の3つのNSレコードを、ひとつずつ追加してゆきます。

ホスト名:example.com
種別:NS
内容:ns1.xdomain.ne.jp
TTL:3600

ホスト名:example.com
種別:NS
内容:ns2.xdomain.ne.jp
TTL:3600

ホスト名:example.com
種別:NS
内容:ns3.xdomain.ne.jp
TTL:3600

NSレコード、xserverドメイン

5-2 はてなブログを向いているDNSレコードを削除する

DNSレコードのうち、はてなブログを向いている「CNAME」を削除します。

DNSに「www」の
レコードが残っていなければ、
この作業は不要です

Xserverドメインにログインし、移行するドメインの右側にある三点リーダーをクリック。

「DNSレコード設定」をクリックします。

xserverドメイン、dnsレコード設定

種別が「CNAME」、内容が「hatenablog.com」と記載されているDNSレコードを探して、

「削除」をクリック。

cnameがhatenablogのレコードを削除

「削除する」ボタンを押します。

dnsレコード設定cnameを削除

続いて、はてなブログを向いているAレコードを削除します。

ホスト名:example.com 種別:A 内容:13.230.115.161
ホスト名:example.com 種別:A 内容:13.115.18.61

というDNSレコードがあったら、ひとつずつ削除します。

5-3 wwwをWordPress側に向ける

まず、エックスサーバーのサーバーパネルにログインします。

左のメニューバーより、「サーバー」「サーバー情報」と進みます。

サーバーパネル、サーバー情報

IPアドレス(数字の羅列)をメモ帳などにコピペしておきます。

後で使います。

サーバー情報、ipアドレス

続いて、Aレコードをエックスサーバーに向け、揃えます。

エックスサーバードメインにログインし、移行予定のドメインの三点リーダーをクリック。

「DNSレコード設定」をクリックします。

「DNSレコード設定を追加する」ボタンを押します。

ホスト名:なし 種別:A 内容:エックスサーバーのIPアドレス

となるDNSレコードを追加します。

aレコード、エックスサーバー

はてなブログ時代に「wwwあり」のサブドメインを使っていた人は、CNAMEレコードも追加します。

「DNSレコード設定を追加する」をクリックします。

DNSレコードを追加、aレコードをWordPress側に

「www」.example.com 種別は「CNAME」 内容は「example.com」

となる、DNSレコードを追加します。

内容は、ご自分のドメインを書きます。

wwwありcname

確認して、「設定を追加する」ボタンを押します。

5-4 【最終確認】URLがすべてWordPress側につながるか、確認する

以下の4つのURLが、すべてWordPress側につながるか、確認します。

http://example.com
https://example.com
http://www.example.com
https://www.example.com

「example.com」の部分は、ご自身のドメインに差し替えてください。

STEP6. WordPress側のURL設定を「https://」に変更する

WordPressの管理画面にログインします。

左のメニューバーより、「設定」「一般」とすすみます。

ダッシュボード、設定、一般

「一般設定」画面になります。

「WordPress アドレス」と「サイトアドレス」に記載されているURLを確認してください。

どちらも「http://〇〇〇~」のように「http」で始まっているはずです。

一般設定、http://ではじまっている

「http」のあとに半角英数の「s」を付けます。

どちらも「https://~」となったのを確認したら、下にスクロールして、

「変更を保存」ボタンを押します。

httpのあとに半角英数sをつける

STEP7. hostsファイルを元に戻す

Winsows11のスタートメニューからメモ帳を「右クリック」し、

「管理者として実行」を選択します。

メモ帳を右クリック

「管理者として実行」でメモ帳を開いたら、メモ帳の左上の「ファイル」「開く」と進みます。

メモ帳でファイルを開く

「ファイル名」に以下のパスを入力し、「開く」を押します。

C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts

ファイル名を開く

追加した一行を削除します。

たとえば、こんな行があるはずです。

13.xxx.xxx.xxx example.com

この追加した1行、エックスサーバーのIPアドレス+ドメインを削除します。

ipアドレス、ドメインを削除

追加した1行を削除したら、

「ファイル」➤「保存」と押してください。

STEP8. はてなブログの独自ドメインを削除し、非公開にする

はてなブログ側の記事を非公開にします。

はてなブログのダッシュボード(管理画面)に入り、「設定」「詳細設定」とすすみます。

記載されていたドメインを削除して(空欄にして)、「保存する」ボタンを押します。

はてなブログ詳細設定、独自ドメインを削除

続いて、「設定」「公開設定」とすすみ、

公開設定を「自分のみ」にチェックを入れて、「保存する」ボタンを押します。

公開設定、自分のみ

STEP9. WordPressテーマをインストールする

WordPressのデザインや機能、編集画面を決定する「WordPressテーマ」をインストールします。

おすすめのテーマは、こちらでも紹介しています。

WordPressがまったくは初めてというかたは、

・無料テーマならCocoon(コクーン)

・有料テーマならSwell(スウェル)

のどちらかがおすすめです。

筆者は別ジャンルですでにWordPressを7年運用していたので、

今回は「yStandard」という無料テーマをダウンロードします。

ystandard、ダウンロード

わかりやすく、デスクトップなどにダウンロードするのがおすすめです。

WordPressのダッシュボードより、「外観」「テーマ」とすすみます。

外観、テーマ

「テーマを追加」をクリックします。

外観、テーマを追加

「テーマのアップロード」ボタンを押します。

テーマの追加、テーマのアップロード

「ファイルを選択」をクリックし、ダウンロードしたテーマをアップロードし、

今すぐインストール」をクリックします。

ファイルをアップロード、テーマを選択

インストールが完了したら、「有効化」をクリックします。

インストールしたテーマを有効化