画像生成AIの進化が止まりません。
その中でも最近とくに注目されているのが Nano banana pro(ナノバナナ・プロ) です。

SNSやYouTubeでも一気に名前が出てきましたが、実際のところ、

  • どこで使えるの?
  • 無料でも使えるの?
  • どうやって始めればいいの?
  • どんな画像が作れる?
  • プロンプトってどう書くの?

こういった疑問を持つ人は多いはずです。

そこで本記事では、Nano banana proを始めたい初心者向けに、始め方から無料でできること、プロンプト例までガイドします。

AIに課金する余裕がない人でも、画像生成を充分に楽しめる内容になっています。

1. Nano banana pro はどんなAI?初心者にわかりやすく解説

Nano banana pro は、高精度の画像生成モデルを「軽量・高速」に動かすことに特化したAIサービスです。

特徴を一言でまとめると、

ミッドジャーニーとStable Diffusionの“いいとこ”を取って、微調整が効く画像生成AI

というイメージに近いです。

前モデルである「Nano Banana」と比べると、以下の特徴があります。

特徴まとめ(Nano bananaから引き継いだ特徴、加わった特徴)

  • キャラクターの一貫性を保つ(Nano bananaから引き継ぐ)
  • インストール不要でブラウザ上で使える(Nano bananaから引き継ぐ)
  • チャットをしながら微調整できる(Nano bananaから引き継ぐ)
  • 画像生成がとにかく速い New!
  • 画像内のテキストがより鮮明に 進化!
  • インフォグラフィックや図の生成 New!
  • カメラアングルやアスペクト比の細かな調整 New!

まず、とにかく画像生成が速いです。前モデルのnano bananaやChatGPT(DALL-E3)より数段速いです。

また、かなり詳細なインフォグラフィック(図解)を生成できます。Webサイトや資料に使えるレベルの図解を作ってくれるので、実務レベルで使えそうです。

2. Nano banana pro はどこで使える?

2025年11月現在、Nano banana pro は、

  • Geminiの公式サイト
  • Google AI Studio
  • Adobe Creative Cloud

などから使えます。

対応環境

  • PC(推奨)
  • スマホ(iOS / Android)
  • タブレット

ブラウザは以下で安定しています

  • Google Chrome

やはり、Google Chromeでの使用がおすすめです。
Safariなど他のブラウザで使うと、ファイルをダウンロードできないことがあります。

必要なもの

  • Googleアカウント
  • インターネット環境
  • 画像を保存する場合は端末ストレージ

Geminiでチャットをするだけならログインなしでも使えますが、画像生成はGoogleアカウントにログインしないと使えません。

【参照サイト】Googleアカウントの作成手順-YOSHIDUMI

3. Nano banana pro の始め方(登録〜初期設定)

初心者でも迷わず始められる手順を解説します。

❶ Gemini公式サイトにアクセス

Geminiの「Nano Banana Pro専用ページ」にアクセスします。

※ Geminiの公式サイトにもさまざまなページがあります。上のリンクから専用ページに入ると、スムーズです。

Nano Banana Proの公式サイトより、「Nano Banana Proを試す」をクリックします。

gemini公式サイト

Googleアカウントがあると、すぐに画面が切り替わります。

❷ Nano Banana Proが使える「思考モード」を選ぶ

プロンプト入力欄の「ツール」をクリックし、「🍌 画像を作成」を選びます。

gemini画像を選択

次に、使用モデルを選びます。

右下のモード選択を押し、「思考モード」を選びます。

  • 高速モード(Nano Banana=前モデル)
  • 思考モード(Nano Banana Pro=新モデル)
思考モードを選択

❸ プロンプトを入力し、画像を生成してもらう

プロンプトを入力して、「思考モード」になっているかかを確認。右の「送信ボタン」を押します。

プロンプトを入力して送信ボタンを押す

前モデルのNano Bananaと違って、日本語で入力しても精度の高い画像ができます。

Nano Banana Proで作成した、アニメ調の女の子
プロンプト:アニメ風の女の子。肩までの黒髪、明るい表情。大きな瞳、やわらかいパステル調の色使い。背景は明るめで、線画がくっきりしている高品質なアニメイラスト。
ブログのアイキャッチにも使える、清潔感のある雰囲気で。

前モデルのNano Bananaと違って、日本語でプロンプトを打っても高画質の画像を作ってくれます。

Nano Bananaで課題だったアスペクト比も改善。使いやすい比率で出力してくれます

❹ アップロードした元画像の照明やアングルを変えてもらう

アップロードした画像から、新たな画像を生成してもらう手順です。

新しい画像を作る前に、いったん左メニューから「チャットを新規作成」を押します。

チャットを新規作成しないと、ここまでのチャットの流れを汲んだ画像になってしまいます。

チャットを新規作成

下準備として、ツールで「🍌 画像を作成」をクリックし、右で「思考モード」を選択します。

プロンプト入力欄の左下にある「+マーク」を押し、画像をアップロードします。

ファイルをアップロード

左上に画像がアップロードされたら、その下にプロンプトを入力します。

「思考モード」になっているかを確認し、送信ボタンをおします。

アップロードしたファイルから画像作成

元画像

Nano Banana Proに生成してもらった画像

丸テーブルとソファやわらかい光
プロンプト:元画像のリビングを参考に、カメラ視点を上から約30度の俯瞰角度に設定。
     丸テーブルの本と花瓶、大きなソファはそのまま残す。照明を昼間の自然光に変更し、全体を
柔らかく明るく照らす。奥行きと立体感がはっきり見えるように。

アングルはうまく反映されていませんが、「やわらかい光」という指示はかなり的確です。

4. 無料でできること・制限

無料版でもまずは触って試せるので、初心者でも安心です。

無料版でできること

  • プロンプト入力
  • 数回の画像生成
  • モデルのお試し
  • チャットによる調整

基本的には、有料版でできることは無料でもできます。ただし、無料の場合は回数制限があります。

無料版の制限

  • 生成回数が少ない(3回まで)
  • 右下にウォーターマーク(透かし)が入る

実際に無料版で試してみたら、3回まで画像を生成できました。直後、以下のようなメッセージが表示されました。

Nano Banana Pro の上限に達しました

11月28日 18:55に上限がリセットされるまでは、以前のバージョンで画像が作成されます。いつでもアップグレードして上限を引き上げることができます。

3枚の画像を生成すると、7~8時間待たないと、次の生成ができないようです。

ChatGPTの無料版で画像生成したときと
同じような制限がかかります

5. Nano banana Pro プランと料金

無料版とPro版の違いを視覚的に理解できる表です。

項目無料プランGoogle AI ProGoogle AI Ultra
料金0円/月2,900円/月36,400円/月
特典初月無料3か月目まで
18,000円/月
Nano Banana Pro
の画像生成
1日最大5枚まで1日あたり最大100枚の画像1日あたり最大1,000枚の画像
透かしありなしなし

【参照サイト】Googleアプリ ヘルプ-公式サイト
(※ 2025年11月29日参照)

6. 【Nano Banana Pro】 プロンプトのコツ

Nano Banana Proでプロンプトを作るときは、以下の5つの要素を意識するのがコツです。

Nano Banana Pro、プロンプト .
Nano Banana Proで作った図解

1. 主題(Subject)

まずは(=何)が映っているかを明確にします。

例:小さな魔法使いの帽子をかぶったふわふわの三毛猫

2. 動作(Action)

何が起こっているか、被写体が何をしているか? 動作をはっきり記述します。

例:「コーヒーを淹れている」、「魔法の呪文を唱えている」など

3. 場所(Location)

どこにいるのか? 場面設定や状況、時代などを考えます。

例:「火星の未来的なカフェ」、「散らかった錬金術師の図書館」など

4. スタイル(Style)

どんな画風、どんな表現にしたいのか?

例:「3Dアニメ」、「水彩画」、「フォトリアリスティック(写真のような)」など

5. 構図(Composition)

どんなカメラアングルか? どんな画角か?

例:「クローズアップ」、「ワイドショット」、「ローアングル」など

構図に関しては、写真用語や映画の撮影用語を知っておくと、画像のクオリティも上がります。

日本語英語効果・説明
超クローズアップExtreme Close-up目や唇など、顔の一部分だけを大きく写す。
クローズアップClose-up顔全体や頭部など、被写体の表情に焦点を当てる。
バストアップBust Shot 胸から上を写す。ポートレートによく使われる
ワイドショットWide Shot 被写体と広範囲の背景を写す。
ローアングル / あおりLow Angle Shot被写体を下から見上げるように撮る。
ハイアングル / 俯瞰(ふかん)High Angle Shot被写体を上から見下ろすように撮る。
鳥瞰(ちょうかん)Top-down View / Overhead真上から見下ろす視点。地図や幾何学的な模様を見せる。

5つの要素をプロンプトに組こんだ例

1.主題、2.動作、3.場所、4.スタイル、5.構図をプロンプトに組み入れ、Nano Banana Proで画像生成してみます。

  1. 主題・・・小さな魔法使いの帽子をかぶった、ふわふわの三毛猫
  2. 動作/場所・・・・夜の、散らかった錬金術師の図書館で、静かに本を読んでいる
  3. 構図・・・背景を大きくぼかしたバストアップ、映画のようなライティング
  4. スタイル・・・デジタルアート、幻想的な雰囲気
  5. 詳細/品質・・・超高精細、8k、リアルな毛並みの質感
Nano Banana Proで作った魔法使いの猫

まとめ

Nano Banana ProはGeminiとチャットしながら、画像に微調整をかけられるのが魅力です。

本ページでお伝えしたプロンプトのコツを使っても、一度にすべて反映してくれないこともあります。やり取りを続けながら微調整を加えてゆくのが、クオリティの高い画像を作るコツです。